この記事では、カメラがぶらぶらして困っている方に向けて、PGYTECHのBEETLE V2とバックパックストラップの組み合わせでぶらつきを解決する方法を実際の使い方と注意点を交えて解説します。
また、BEETLE V2 とバックパックストラップの組み合わせは、純正ストラップの不満を解消し、ぶらつきを抑えつつ快適に持ち運べる方法としてオススメです。
純正ストラップで困る2つのポイント
元々はカメラ購入時に付属していた純正ストラップしかありませんでした。
しかし気になることが何点か出てきました。
私が感じたことのメリットデメリットは以下の通り。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・付属しているので初期費用0 ・撮影時に素早く構えられる ・純正なので信頼感がある ・メーカー愛を主張できる | ・ぶらぶらして安定しない ・長さ調整できない ・取り外しが苦労 ・主張強め |
私としては取り回しの良さ、体への密着具合を重視しているため、純正ストラップではなくデメリットをすべて解決するようなストラップを探すことにしました。
取り回しを良くしようとすると
- 簡単に取り外し
- 簡単に長さを調整
が必要です。
これを解決するキーワードが「クイックリリース機構」です。
クイックリリース機構の主要3種類比較
クイックリリースシステムはいろんなメーカーがあるのですが、その中でもよく名前の上がるメーカーは「PGYTECH」、「PeakDesign」、「Ulanzi」の3つ。
PGYTECH クイックコネクター
特徴
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・ねじれに強い ・消耗状態が分かるアンカー紐 | ・コネクタがビーズ形状で若干厚みがある |
PeakDesign アンカーリンクス
特徴
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・薄型コンパクト ・消耗状態が分かるアンカー紐 ・Youtubeにレビュー多数 | ・ねじれに弱い ・類似品が出回っている。 ・価格が高い |
選ばなかった理由
Youtubeにアンカーリンクスのレビューが数多く上がっており、最初は第一候補でした。
が、PGYTECHと違い、アンカー部分が回転しないため、ストラップ側がねじれると一度外すしかありません。
価格も考慮して不採用。
Ulanzi Falcam Maglink
特徴
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・マグネットによる高速着脱 ・ねじれに強い ・アンカーが小さめ | ・磁気式ゆえの誤接続リスク ・見た目 |
選ばなかった理由
構造・着脱感がまったく異なるため、「磁力で接続する」ことに魅力を感じるならありかもしれませんが、上2つと比較するとあまり魅力に感じられず。
見た目もあまり好みではなかったため不採用。
比較まとめ
| 製品 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| PGYTECH | ねじれに強い | コネクタがやや厚い |
| PeakDesign | 薄型 | ねじれに弱い・価格高め |
| Ulanzi | マグネット着脱 | 誤接続リスクあり |
純正ストラップ+ショルダーバッグの案もあったけれど、、、
以上の理由により、クイックリリースシステムはPGYTECHを選定。
スナップ写真も好きなこともあり、街中でカメラを持ち歩くことが多いのですが、その際に周りの目が気になる性格だったため、カメラをできるだけ目立たないようにしたい願望がありました。
案の一つとして、純正ストラップ&カメラバッグ(ショルダータイプ)を前側に掛けて運用するというのもありました。
カメラバッグは常に開けておき、カメラを使用しないときはスッと仕舞い、見えなくするというもの。
しかし、カメラバッグを新たに購入する+ストラップ部分が2重になり煩わしいということもあり不採用となりました。
BEETLE V2 + バックパックストラップ活用法
すべてのデメリットを解決するために行き着いたのが次の2つの組み合わせです。
- BEETLE カメラ クリップ V2
- バックパックカメラストラップ
実際にこれらの2つをリュックに取り付け、
カメラの取り外し→長さ調整→カメラの装着した動画がこちら
BEETLE カメラ クリップ V2
いわゆるカメラホルスターです。
移動時にカメラホルスターに装着することで、体に密着&両手が空くことが最大のメリットです。
各社色々なホルスターがありますが、こちらを選んだ理由は次の通り。
- PGYTECHで揃えたかった
- 厚み20mmまでのストラップに装着できる
(Peak Designは六角ボルト使用で2.2cmだが取り回しが…) - V2になったことでアルカスイス互換プレートの約95%に対応するようになった
これで移動時にカメラがぶらぶらすることがなくなります。
しかし撮影時はホルスターからカメラを取り外すため、カメラが丸裸になってしまいます。
そのため撮影時にも落下防止用にストラップを付けます。
バックパックカメラストラップ
本製品の最大の特徴は3点。
- エンドクリップによるバックパックへのとりつけ
- クイックアジャスターによる素早い長さ調整
- クイックコネクター
リュックにDリングなどの引っ掛ける部分があれば取り付け可能です。
リュックの前側にぶら下げる形で持ち運べるため、ストラップ2重問題が解決します。
また、クイックアジャスターがものすごく便利です!
片手で素早く伸縮可能というものなのですが、これだけでは他社製品にも同じような製品はあります。
しかしこちらの商品は、縮ませたときにストラップの余剰分が垂れてこないという画期的な機能。
余分なストラップがぶらぶらすることなく邪魔になりません。


本製品は右用左用の2本が入っているのですが、片方しか使いません。
移動時はカメラホルスターでしっかり体に固定、撮影時はバックパックストラップ一本で手から落ちたときの保険に。

また、基本的には一番短めで運用し、撮影時に長くしたいときだけストラップを伸ばすという感じ。
ハンドストラップにもなる!
しかしこのシステム、カメラホルスターとバックパックストラップの両方をバッグなどに取り付けるため、室内などのバッグを装着できない状況だと、撮影時にカメラが丸裸になってしまいます。
ところがこのバックパックカメラストラップ、ハンドストラップとしても使用できるため利便性が高いです。

実際に使って分かった注意ポイント
- 取り付け部の形状によっては装着角度が斜めになる
- ホルスターを見ずにカメラを装着しようとすると入れづらい
- 重心が片側に偏る場合あり
- ストラップ単体のみだとレンズが下向きになる可能性あり
1.取り付け部の形状によっては装着角度が斜めになる
バックパックストラップのエンドクリップがストラップに対して平坦な形状のため、Dリングに取り付けると少し斜めになると思います。
画像のように、縫い付けてあるタイプのバッグだとスマートに取り付けられます。

2.ホルスターを見ずにカメラを装着しようとすると入れづらい
カメラホルスターに装着する際に、かっこよく見ずに装着したいところ。
が、装着がすこしシビアで、すこしでも斜めっていたら装着しずらいです。
そのためホルスター装着時に覗き込みが必要になってきます
特に冬場の着込んでいる状態だとホルスター部分が見づらいので、慣れるまですこし使いづらいかもしれません。
3.重心が片側に偏る場合あり
リュックの片方にカメラホルスターを取り付けるので、カメラ重量の分だけ片側が重くなってしまいます。
だんだん慣れてくるとは思いますが、バランスが気になるようであれば、バックパックストラップのみにするか、リュックのフロントストラップにカメラホルスターを装着するかといった選択肢があると思います。
4.ストラップ単体のみだとレンズが下向きになる可能性あり
バックパックストラップを二本取り付けた際に、私の環境ではレンズが下を向きませんでした。(SONY α7V & FE 24-70mm F2.8 GM II)
液晶画面が体側を向くため、服のボタン等と干渉し傷つく可能性があるため注意が必要です。

最後に
「BEETLE カメラ クリップ V2」と、「バックパックカメラストラップ」をリュックに取り付けて使用することで、移動時にカメラがぶらぶらすることなく、安心して撮影も行えることができるようになりました。
注意点もいくつかありますが、それ以上に快適さの方が勝るため購入して良かったと思いました。
今後も便利なアイテムを導入したら記事で紹介していきたいと思います。

